神戸大の学生が中心となって活動している国際協力NGOのPEPUP(平和と自立のためのパートナーシップ)が11月22日、アメリカ村(大阪府)のカフェ「nu things JAJOUKA」で行われたイベントに参加。フェアトレード(公正取引)で輸入したドライマンゴーを販売するなどし、自分たちの活動をアピールした。【11月23日 神戸大NEWS NET=UNN】?
PEPUPは、発達科学部の太田和弘准教授(社会環境論)によって「ピープル・フォーラム神戸」として1998年に設立された。現在は、フェアトレード(公正取引)でフィリピンからドライマンゴーを輸入し、学内の生協や町のカフェ、ホームページ上などで販売。年間3000個程度を売り上げている。?
この日参加したのは、阪急岡本駅(兵庫県)付近のカフェ「farmhouse cafe」が主催するフェアトレード関連のイベント。farmhouse cafeは、フェアトレード商品を扱ったり展覧会を開いたりしており、PEPUPとは数年来の付き合いだという。「メンバーもプライベートで利用させてもらってるカフェで、お話をしている中でイベントの紹介などもしてもらってる。このイベントもそのひとつ」とPEPUP事務局長の國光智子さん(経済・3年)。PEPUPの活動の紹介と、フェアトレードに関心のある人との交流を目的に参加を決めたという。?
イベントでは、ドライマンゴーの販売だけでなく他大学の学生と共同でのファッションショーも開催。環境をテーマにしたトークショーやライブ、南米グアテマラの木の実「マヤナッツ」をフェアトレードで販売する大田美保さんとのディスカッションも行われた。ファッションショーにモデルとして出演した毛利優介さん(経済・3年)は「こういった(フェアトレードの)服を着て思うのは、『いいな、ほしいな』ということ。普段、フェアトレード商品に人より多く触れている僕たち自身もその魅力を確認できた」と笑顔を見せた。?
今後は、ドライマンゴーの販売増や啓発活動にも力を入れていくという。より直接的な地域交流も目指す。ドライマンゴーの問い合わせ、活動詳細はHP(http://www.ne.jp/asahi/pepup/home/)。
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