関西学生アメリカンフットボールリーグ最終節、神戸大-近畿大が11月28日、神戸ユニバー記念競技場で行われた。神戸大は第1Q、WR岡本(経営・4年)が40ヤードのパントリターンTDを決め先制。9つの反則などで途中リズムを崩すものの、最後までリードを許さず21-7で勝利した。最終成績は3勝4敗、5位。【11月29日 神戸大NEWS NET=UNN】?
秋季リーグ開幕前、入替戦候補とまで言われていたチームが有終の美を飾った。?
「リターンしてのTDは初めてだった。先制点が欲しかったので良かった」と岡本。40ヤードを走り抜け先制のTDを決めた。その後、神戸大はゴールラインに迫るものの反則でいくつかTDの機会を逃したが、着実に追加点を奪った。守備ではラインで押しきり、パスが通っても素早く仕留めた。TD1つに相手を抑え勝利した。?
「1部の中で一番下だと言われていた」(DL庭山主将)。春季は2部の龍谷大に敗北。決定力不足などで苦戦が続いた。しかし、結果は3勝4敗の5位(8校中)。「危機感を持ってチームが一団となれた」とDL白石(発達・2年)は話す。?
下回生の成長もこの結果に結びついた。庭山は秋季リーグのポイントを「下回生の活躍」とあげていた。近大戦のスターターも24人中13人が3回生以下。?
特に攻撃の面では今シーズンQBを任された2年生の林の活躍があった。「相手ディフェンスをみる力がついた」と林(海事・2年)。試合を重ねるごとにパスの精度をあげ、また攻撃の中心であるQBとしての自覚を深めた。「2年生でやらしてもらえた。チームの期待もあると思う。僕が成長しないと」と来季の活躍を誓った。 守備では2年生のDL白石も試合を積むごとに成長した。この試合ではチーム唯一のQBサックを2度決めた。?
「今年は若いチームだった。(経験があると)おごると昨年(リーグ7位で入替戦)のようになるかもしれない。だが自信を持ってほしい。やれるやつらなんで」と話す庭山。来年は今年以上の成績を狙う。
●関西学生アメリカンフットボールリーグ第7節(11月28日・神戸ユニバー記念競技場)?
神戸大 7 7 0 7=21?
近畿大 0 0 0 7=7?
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