神戸大落語研究会による『六甲寄席』が11月27日に灘区民ホールで行われた。若者からお年寄りまで数多く来場し、次々と繰り広げられる落語や大喜利で会場は始終笑いに包まれた。【12月5日 神戸大NEWS NET=UNN】?
「お客さんが楽しんでくれることが第一」と語るのは部長である拡益亭彗架さん(経済・3年)。今回の寄席ではトリを飾る、「寝末」という落語を演じた。3回生にとっては最後の舞台となった今回の寄席。彗架さんは「名残惜しいが、今日は今までやってきたことをやりきれた。お客さんに楽しんでもらえたことが一番うれしい」と感慨深く話した。?
また、中盤で行われた大喜利は1、2回生によるもの。「始めは、お客さんがこのキャラを認めてくれるかどうか不安で一杯だった」という、タカラジェンヌのキャラを演じたみなと家さんごさん(理・1)。大喜利では、客席との掛け合いが笑いを生む重要な鍵となる。しかし、 お題を募る際に来場者から多く手が挙がったり、客席からは激励の声も。笑いを落語家と客席が一緒になって作り出せた今回の大喜利に、「自信がついて、自分もすごく楽しめた」とさんごさんは満足した様子で話した。?
今年で45回目を迎える六甲寄席。彗架さんは、「これからもずっとこの伝統を続けていってほしい」と後輩たちにエールを送った。
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