神戸大生の学生寮である住吉寮を、寮生がそれぞれ単独で生活できるようワンルーム化する計画が検討されていることが17日、学生生活課への取材で明らかになった。同寮では4年前から、大浴場、食堂などの共用施設を残す方向で改修が進められてきたが、突如浮上した方針転換案に、寮生同士の共同生活に親しむ住吉寮生からは反発の声もあがっている。【12月22日 神戸大NEWS NET=UNN】?
今年4月、神戸大は学生寮全体の老朽化対策、環境整備などを検討するプロジェクトを立ち上げた。9月に文科省から国維寮に、耐震補強工事の予算がつき、国維寮のワンルーム化が決まった。それに伴い11月の終わり、住吉寮もワンルームにするように方針転換された。?
突如住吉寮のワンルーム化が決まった理由については、学生生活課によると、「住吉寮の単なる改修をしていたはじめの段階では予算との兼ね合いでワンルーム化の話はなかった。国維寮の決定が影響した」。また、「大学は学生一般のニーズはワンルーム化にあると考えている。また、外国人留学生と共同入居できるようにするため、共同浴場などの日本の習慣は押し付けられない」という。?
しかし、住吉寮生からは、反対の声も上がっている。それについては、「よく話し合いたい。自分たちの求めている寮についての建設的な案があるなら集約してもって来てほしい」と話した。
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