15人が独自のアイデアを発表 全学英語プレゼン

国際コミュニケーションセンター(SOLAC)主催の「神戸大学英語プレゼンテーションコンテスト」が12月23日、出光佐三記念六甲台講堂で行われた。今年度から始まった英語教育プログラム「KALCS」の一環で、全学規模での英語プレゼンの場が設けられるのは神戸大では初めて。15人の学生が参加し、英語学習について独自のアイデアを生かした提案を行った。【12月25日 神戸大NEWS NET=UNN】?

 神戸大では2004年度から一昨年度まで、文科省に認可された教育プログラム(現代GP)の「PEPコース導入による先進的大学英語教育改革」事業(PEP事業)を展開。英語によるプレゼンテーションの強化に取り組み、5年間で1600人を超える学生がセミナーを受講した。?

 PEP事業は政府による助成が打ち切られ5年間で終了したが、卒業生らによる寄付金「神戸大学基金」からの出資により、今年度後期からPEP事業の取り組みを受け継いだKALCSがスタート。学生向けのセミナーや、外国人講師による教員や院生向けの個別指導が定期的に実施されている。?

 今回のプレゼンコンテストもKALCSの目玉事業の1つ。学生に発表の場を提供することで英語力だけでなく、構想力や思考力の向上も目指す。?

 初代の最優秀賞受賞者となったのは、国際文科学研究科の刺賀繭理さん(修士課程)。学生に国際的な事柄に興味をもってもらうため、学外の外国語習熟者を招き成功体験などを語ってもらう授業を提案した。パワーポイントを操作しながら英語で話すのに苦労したが、堂々としたプレゼンを披露。「こういう発表の場があれば、フォーマルな面での訓練ができる」とコンテストの開催を評価した。?

 コンテストの企画を手がけたSOLACの石川慎一郎准教授は「今後は全学で英語プレゼンをやっているほかの大学と交流しながら、学生が発表する舞台を大きくしていければ」と今後の展望を話した。

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