関西フットサルリーグ第12節、神戸大-チェリーブロッサムが12月26日、西宮市中央体育館(兵庫県)で行われた。前節まで11位で残留争いを続ける神戸大は、10-1で大勝し10位に浮上。最終節を引き分け以上で残留が決まる。【1月7日 神戸大NEWS NET=UNN】?
前半のうちに3得点。後半は前がかりにきた相手を、カウンター攻撃で何度も仕留めた。大勝の陰の立役者は、G湯浅(工・2年)だった。キーパーに転向してから3ヵ月、リーグ2試合目のルーキーが、神戸大の攻撃を引っ張った。?
「欲しいと思ったところに、ピタリとボールが来る」(A上原主将、工・4年)。前線への正確なスローイングが持ち味だ。ダメ押しの3点目など2アシスト。湯浅のスローイングが、神戸大のカウンター攻撃に厚みをもたらした。?
フィールドプレーヤーだった7月に、右ひざの外側じん帯を損傷した。怪我している間、キーパーを代わりに務めた。「うまい、やってみろ」。周りの声が後押しした。高校サッカー部での3年間、キーパーだったが「フットサルでの動きは全然違う」という。怪我から復帰した9月から本格的に練習に取り組み力をつけた。今では、上原が「関西リーグで一番上手い」と驚くまでに上達した。?
「今日は負ける気がしなかった。次も負ける気がしません」。怖いもの知らずの勢いが今の湯浅にはある。最後方からチームを支える守護神が、神戸大を残留に導いてみせる。?
最終節は2月5日に西宮中央体育館で、近鉄と。神戸大は引き分け以上で残留が決まる。敗れても、リンドバロッサがだいふごうに勝てば残留、リンドバロッサが敗れても得失点差によっては残留できる。
●関西フットサルリーグ第12節(12月26日・西宮市中央体育館)
神戸大 10 3-0 1 チェリーブロッサム
7-1
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