関西の神戸大を含む10大学の美術部によって結成された団体「神戸学生制作会（神制会）」による作品展示会が22日から27日まで、西宮市立北口ギャラリー第一展示室で開催された。神戸大をはじめ、各大学の特色や個性が発揮される作品展となった。【2月27日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】?

　毎年、2月と8月の年2回行われる同イベント。今回の2月展では、10大学の58人が作品76点を展示。水彩画から切り絵に至るまで、大学の制作環境や個人の個性を反映した多種多様の作品で会場は埋め尽くされた。?

　同団体に所属する神戸大の凌美会からは、真柄あゆみさん（発達・2年）の「オズの魔法使い?～竜巻～」など17点が出展された。会長である三宅誠さん（甲南大・2年）は「（凌美会は）ネームプレートの番号がずれていたのを、朝一で動いてなおしてくれた。とても真面目」と凌美会の活動の姿勢を評価する。作品については、「今回はさまざまな絵の具を使った絵が目立った」という。?

自身も趣味で絵をかくという、来場していた50代の男性は、「（こういう展示会を）大学生が行っているのはいいこと。もっともっと大きくしていけばよいのではないか」と話す。次の展示会は8月に開催予定。