学生震災救援隊は東日本大震災発生を受け、14日から神戸市内などで募金活動を開始した。活動には同団体以外の学生も参加するなど、団体の枠を超えた広がりを見せている。【3月16日 神戸大NEWS NET=UNN】
「被災地に募金をお願いします」―。夕暮れのJR三ノ宮駅前に学生らの声が響く。足早に帰路に着く人の波をかき分けるように、学生らは声を振り絞った。
未曾有の大震災。11日夜に出発した2人の仲間は、今なお現地で支援活動を行っている。混乱する情報、放射能の恐怖。人手という形で応援を出せず、神戸に残った学生に出来ることは限られていた。
13日夜、同団体は緊急会議を行い、当面は募金活動を中心に展開することを決めた。会議には総合ボランティアセンターや厳夜祭実行委員会なども参加。神戸大学内で活動する団体間で広く協力体制を敷く意見が出され、正式な連携が結ばれるまでは有志が募金活動に参加することとなった。
集まった金額は14日が74,207円、この日は91,880円。募金活動は20日まで、場所はJR六甲道、芦屋、三ノ宮駅などで行う予定で時間は午後5時から7時まで(土日は午後0時から2時まで)。募金は現地で支援活動などを行う被災地NGO恊働センター(神戸市兵庫区)へ寄付するとしている。詳細は同団体(電話・FAXともにTEL078-881-4755)まで。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。