神戸大は、昨年9月に日本の大学で初めて「ブリュッセルオフィス」を開設したことを記念して、3月3日から7日まで、ベルギーのブリュッセルで「日欧教育研究連携の新時代」をテーマにしたシンポジウムを開催した。先立って行われた記者会見や、HPなどで開催が発表された。【3月17日 神戸大NEWS NET=UNN】
3月4日のメインシンポでは、日欧の高等教育における国際連携をテーマに、ヘルマン・ヴァンロンプイEU大統領、福田秀樹学長らが講演を行った。150名の日欧の大学関係者などが出席。ブリュッセルオフィスのセンター長でメインシンポの司会を務めた中村千春副学長は「(講演などでの)神戸大に対する期待は予想以上だった」だと話す。?
同オフィスは、研究をベースにした学術交流の支援を主な目的とするが、中村副学長によると「人の交流、情報の収集・発信など、どうオフィスを活用していくかはまだこれから」。
中村副学長は「日本の学生が外の世界を見られる環境、世界の優秀な学生が日本の大学に来てくれる環境づくりを各大学、政府が進めなければ行けない」と指摘。記念シンポはそのきっかけと位置づけた。
同シンポではほかに、「日EU高等教育政策セミナー」や6つの「研究セッション」も行われた。
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