「旅する芸人たかはしじゅん」として漫談などのネタをしながら自転車で日本を一周する高橋惇さん(発達・4年)が、25日に発達科学部キャンパスA303教室で、ライブを行った。29日には「Bar Sloope」(神戸市灘区)で、出発式を行い、旅をスタートさせた。【4月30日 神戸大NEWS NET=UNN】?
学内ライブは、高橋さんが所属するゼミの中村和夫教授が「出発前に実力を見ておきたい」ということで実現。友人などが集まった。高橋さんは特注のオレンジ色のティーシャツで登場。「今日はラジオの公開収録という体でやりますから」と、架空のリスナーからの質問に答えるかたちで、身の回りで起こったことなどを1時間にわたって話した。?
終了後、中村教授は「成長して帰ってくると思う。がんばって、いってらっしゃい」と応援の言葉を贈った。同じ人間形成学科の友人は「昔から大きい奴だとは思っていた。今日は楽しかった」と話していた。?
お笑い修業の旅を計画していた3月に、東日本大震災が発生。「逆に被災者のために笑おう」。お笑いと並行して各都道府県47人ずつの笑顔を撮影し、被災地の医療現場に写真集として配ることに決めている。 ?
29日には「Bar Sloope」で、出発式を行い、日本一周の旅に出た。まずは関東より西を周り、卒業論文のため2度神戸へ戻る。被災地を巡るのは来年の夏以降の予定。
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