演劇部自由劇場が、24日から27日にかけて、出光佐三六記念六甲台講堂で新入生歓迎公演「ガーネットオペラ」(作:西田大輔、演出:上島彰悟)を行った。織田信長が全国の武将を集め、宝箱を奪い合う「ゲーム」を開催するという話。新入生は来場料が無料で、多数が訪れた。【4月30日 神戸大NEWS NET=UNN】?
戦乱の世、織田信長が、配下の明智光秀、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)、そして敵の上杉謙信ら有力武将を集めた。謎の宣教師フロイスを伴って現れた信長は、宝箱を置いて「この宝箱を見つけたものに褒美をつかわす」と告げる。命を懸けた天下獲りゲームの名は「ガーネットオペラ」。信長は言い放つ。「楽しめよ。但し、本気でな」。 ?
舞台狭しと動き回る戦いのシーンと対照的に、「新入生のみなさん、ご来場ありがとうございます」と柴田勝家がお辞儀をするといった軽妙な場面もあった。多くの有名な武将が登場したが、信長の強さと愛、藤吉郎の信長への忠義、武田勝頼の父・信玄に対する葛藤など各登場人物の個性が鮮やかに描かれた。?
信長を演じた伊藤駿さん(法・2年)は、「この芝居を通じて、少しでも自劇の熱さが伝わって欲しい」と新入生への思いを語った。公演後の食事会に参加するという新入生は「感動した。どういう練習をしているか気になる」と話していた。
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