雨の中、「深江丸」出港 第8回深江祭


   第8回深江祭が5月21日と22日の2日間にわたり、深江キャンパスで行われた。2日目は雨が降る中ではあったが、「深江丸」の体験乗船や芸人ライブなどがあり、多くの人で賑わった。 【5月28日 神戸大NEWS NET=UNN】?

 昨年の深江丸の体験乗船は、荒天のため中止に。今年は時折雨が降ったが、無事に体験乗船が行われ、大勢の人が参加した。体験乗船は1日に3回行われ、それぞれ約1時間。船内では、海事科学部の教授が船の専門用語や周囲の景色を解説。航海士の帽子をかぶった子どもが指示を受けながら操縦する姿も。乗船していた人の多くは船から見える景色を眺め、船内の設備について質問する人もいた。?

 通常は瀬戸内海での実習や、海水の水質調査などに使われる深江丸を一般に開放することについて、乗船していた海事科学部生の多くは、「日頃接点がなくあまり知られていない船や海について、この体験乗船を通して、楽しみながら知ってもらったり関心を持ってもらいたい」と口をそろえた。?

 船はキャンパス内の港から出発し、沿岸沿いを航海。無事帰港したときには、乗客の間から自然と大きな拍手が起こっていた。体験乗船に参加した、久保田実希(まき)さん(発達・1年)は、「とても心地よい揺れで、眠くなってしまいました。また来年も乗りたいです」と話した。?

 メインステージでは、深江祭実行委員会によるビンゴ大会や、海事科学部フォークソング部のライブなど、学生有志による出し物が絶えず行われていた。 16時30分からの約1時間の芸人ライブは、立ち見が出るほど盛況。ライブを見た観客の1人は、「芸人さん、特に稲垣早希ちゃんのステージが面白かった」と話した。?

 深江祭実行委員長の森澤友一朗さん(海事・3年)は、「(深江祭は)自分たちで出来る、海事科学部の学生らしいものを行いたい」と話す。また今後の課題については、「六甲台の学生の間では、まだ深江祭自体の知名度が低いと思う」と言う。「(六甲台の学生にも)一度深江祭に来て様々なことを体験してもらい、関心を持ってもらいたい。そして意見を聞いて、より良いものにしていきたい。」と力強く話した。

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