関西学生アメフトリーグ第5節、神戸大-同志社大が10月29日、大阪市長居第2陸上競技場で行われた。神戸大は終盤第4Qの攻撃で勝ち越し、31-10で今季初勝利を挙げた。通算成績1勝4敗。【11月5日神戸大NEWS NET=UNN】
やっと連敗の長いトンネルから抜け出した。第1QこそFGによる3点のみと3-3の同点で折り返すも、第2QにはQB林(海事・3年)とRBの位置に入ったQB原田(海事・4年)によるスペシャルプレーでTDをあげる。第3Qに再び同点に追いつかれた後は、RB種(海事・4年)の2本のTDなどで第4Qは21点をあげる攻撃で突き離した。
今季序盤から試し続けたプレーがやっと成功した。今季神戸大は序盤戦から何度かスペシャルプレーを試しているがそのどれもが失敗。強豪校との戦いということもあるが、なかなかアジャストする場面がなかった。しかしこの日は「練習していたプレー」(林)という2人のコンビネーションで流れを引き寄せた。
また、攻撃の戦力のめどが立ったことも大きい。第3節でエースランナーのRB羽星(発達・3年)がゲーム中に負傷し、まだゲームへの復帰はできていない。そんな中で種、RB大仲(工・4年)といった選手がゲイン、TDときっちり役割を果たしている。
「これまで上位校と戦って、自分たちのプレーができないことがプレッシャーだった」と萬谷ヘッドコーチ。TDを挙げた種が両手を広げ、全身で喜びを表現したことは、これまでの苦しい戦いの反動だろう。これで1勝のチームが神戸大を含め3校並んだ。ここから入れ替え戦を避けるためにも負けられない戦いがつづくが「次も勝利を」と萬谷ヘッドコーチは意欲を見せた。
●関西学生アメフトリーグ第5節(10月29日・大阪長居第2陸上競技場)
神戸大 3 7 0 21 = 31
同志社 3 0 7 0 = 10
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