関西学生ラクロスリーグ男子1部準決勝、神戸大-関西学院大が11月3日、鶴見緑地スタジアム(大阪府)で行われた。神戸大は先制点をあげ、その後も順調に得点を重ねる。結局、一度もリードを許すことなく14-8で快勝した。【11月7日神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大は終始リズムに乗った攻撃を展開した。第1Q開始早々にAT岩崎(経営・3年)が先制のシュート。流れをつかみ、第2Qまでに8得点をあげる。リードした状況で臨む後半でも、「全員ハーフタイムに気持ちを一旦リセットさせた」とAT吉田主将(工・4年)。第3Qにはゴール前でAT平田(経営・3年)が相手DF陣の合間をかいくぐってシュートをきめるなど、攻撃の手を緩めず。チームのテーマである「がむしゃらさ」で貪欲に得点を狙う姿勢を見せた。
「がむしゃらさ」だけが大量点、そして勝利の要因になったわけではない。「相手の戦術に対応し、得点が欲しいシーンでしっかり決められた。関学のキーマン、戦術を研究した成果が出た」と話した吉田主将。また、この日チーム最多の4得点をあげた岩崎は「ミドルシュートを練習で重点的に取り組んできた。今日も4点中3点はミドルで決められた」と手ごたえを語った。対戦相手の研究、日々の練習が勝利に結びついた。
試合を振り返って吉田主将は「今日は出来過ぎぐらい」と胸を張った。13日の決勝では、大学選手権大会への出場をかけて京都大と対戦する。吉田主将は「リーグ戦では力の差を見せつけられた。対策をしっかりして、観客を沸かせるような試合をしたい」と意気込みを語った。
●関西学生ラクロスリーグ男子1部準決勝(11月3日・鶴見緑地スタジアム)
神戸大 4 4 3 3=14
関 学 3 2 1 2= 8
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