女子タッチフットROOKS 東西王座に望みをかけて

関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ最終戦、神戸大-武庫川女大が11月3日、関学・聖和キャンパスグラウンド(兵庫県)で行われた。昨年、2位に終わった秋季から順位を上げられず、準優勝で今季を終え、東西王座への切符を手に入れた。優勝は武庫川女大。【11月12日 神戸大NEWS NET=UNN】

序盤から互角の試合となり、両チーム、巧みなプレーでチャンスを作り、点を稼いでいく。1点差で負けた試合に対して主将山崎(発達・3年)は「TFPを落としたのが大きい」と言う。 同点のTDに対し、TFPは1-2とリードされている。また、相手の戦略とも言える QBサックが多く見られ課題の残る試合となった。「瞬時の判断や疲れていても投げきる姿勢が足りなかった」と山崎は分析する。

一方で、特にWR谷川(発達・2年)のファインプレーが目立った。19得点全てを獲得する偉業を成しとげたのだ。QB山崎(発達・3年)からWR谷川へパスの成功が神戸大の流れを作った。例えば、第2Q、残り約2分でQB山崎がWR谷川へパス をつなぐと20ヤード以上のランプレー。一気にエンドゾーンへ走りTD。TFP獲得で同点に追いつき、プレーヤ―、控えの選手、観客全てが湧きあがった。神戸大に初得点を挙げ、勢いをつけた。

「(チームの)エースなんで」と山崎が言うように 、谷川は天理戦後半のOFを除き、秋季フル出場。試合後「悔しさをバネにがんばりたい」と語るエースの顔には悔し涙の跡が垣間見れた。

そして、山崎は「負けてよかったわけではないけれど、勝てた試合だったし、プラスに変えて行く」とは負けを恐れない可能性に満ちた表情で語った。

今年のチームのスローガンは「 Challenger!!」チャレンジすることにこだわった ROOKSが、11月26日に王子スタジアム(神戸市)で行われる東西王座決定戦でどんな活躍が見られるのか楽しみだ。

1Q  2Q  3Q  4Q 計
神戸大    0   7   6   6  19
武庫女大   7   0   7   6  20

秋季リーグ *オフェンス賞 QB/DL 山崎 実果(発達・3年) WR/DL 梅原 いつか (国文・3年) *ディフェンンス賞 WR/DL 谷川 有美(発達・2年) G/DB 鷲見 彩伽(理・3年) G/S 田中 美幸(発達・4年)

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