関西学生アメフトリーグ第6節、神戸大-甲南大が11月13日、ユニバー記念競技場(兵庫県)で行われた。神戸大は試合終了直前にRB種(海事・4年)がTDをきめ、10-7で逆転勝ち。この勝利で入れ替え戦への出場を回避し、一部残留を確定させた。通算成績2勝4敗。【11月18日 神戸大NEWS NET=UNN】
神戸大はこの試合に敗れると、2部との入れ替え戦への出場が濃厚になる窮地の事態。第3Qまでに得点はFG一本のみで、3-7と甲南大を追う苦しい展開に。しかし、第4Qの攻撃シリーズで粘りを見せ、試合残り時間13秒時にエンドゾーン1ヤード前まで迫る。最後はボールを持った種がエンドゾーンに飛び込み、逆転のTD。その瞬間、種は雄叫びをあげた。「雄叫びは気持ちが高ぶっていて、自然と出た。4年間この瞬間のために頑張ってきた」と歓喜の瞬間を振り返った種。前節での右ふくらはぎの肉離れをものともしない活躍で、負傷中のエースRB羽星(発達・3年)の穴を埋めた。萬谷ヘッドコーチも「チームのRBの中では2番手の位置づけだったが、よくやってくれた」とたたえた。
入れ替え戦を回避できたが、リーグ戦は最終節の龍谷大戦を残している。SF梅本主将(経営・4年)は「締めくくりとして、絶対に勝利を」と今年の集大成へ向け気を引き締めた。
●関西学生アメフトリーグ第6節(11月13日・ユニバー記念競技場)
神戸大 0 0 3 7=10
甲南大 0 7 0 0= 7
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