園遊会の最後を飾った後夜祭が11月13日、午後15時30分から行われた。後夜祭は応援団、チアリーダー、吹奏楽からなる応援団総部による企画。その幹部らにとっては最後となるこのステージで、彼らは見事観客を沸かせ有終の美を飾った。【11月19日　神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】

大迫力の学歌で始まった後夜祭。迫力あふれる応援で観客の心を掴むと、チアリーディングで満面の笑顔と技で魅了。芸タイムでは下級生らによるギャグで観客をどっと笑わせた。終盤にさしかかり、実際のアメフトや野球の試合で行われるチアリングファイトを行い、観客と応援団、チアリーダー、吹奏楽が一体となって大いに盛り上げた。

団長の冨重慎治さんは終了直後「今は何も考えられない。ただ同期や後輩、来てくださった皆さんへの感謝の気持ちしかない」と、感無量の様子。後夜祭の出来を尋ねると「やりきったということで、今回の後夜祭の出来は100点ですかね」と微笑みながら答えた。

幹部らにとって最後となるステージは見事幕を閉じた。12月24日に行われる幹部引き継ぎ式の後、今現在の幹部らは引退となり、新しい幹部のもと活動する応援団総部。「(後輩たちへは)『俺らを越えろ』と言いたいですね。」と冨重団長。その言葉通り超えられるのか、今後の応援団総部に期待がかかる。