地域に根ざしたカフェへ 国際協力NGO「PEPUP」

フェアトレード商品の輸入や販売に関わる、神戸大生が中心となった国際協力NGO「PEPUP」が2日、3日に中央区の賀川記念館天国屋カフェを借り「第3回PEP UP Cafe」を開いた。今回は地元の商店街で食材を調達するなど「地域重視」を押し出した。訪れた地域住民らは、普段と違った学生の運営するカフェの雰囲気を楽しんでいた。【3月6日 神戸大NEWS NET=UNN】

フェアトレードとは、先進国の買い手が途上国の生産者から公正な価格で直接商品を輸入する活動のこと。PEPUPはフィリピンからドライマンゴーを輸入し、大学生協の購買などに卸している。このカフェでは、そのドライマンゴーを使ったマンゴーケーキをはじめ、フェアトレードで輸入されたコーヒーや紅茶、カレーのランチセットなどが販売された。また、カフェ内に設けられた物販コーナーには、ドライマンゴーや雑貨類などが並んだ。

前回までは「自分たちの活動を押し出すことで精一杯だった」というPEP UP Cafe。3度目となる今回は、「より長く運営していくために、地域とつながっていく準備をしよう」との目的で、近くの商店街で野菜などの食材を調達するのにこだわったそうだ。スタッフの國光智子さん(経済・4年)は「商店街で買い物をすることで、そこの方々に自分たちの活動を知ってもらえた」と話す。そのようにして知り合った八百屋の店員がカフェを訪れ、新たなコミュニケーションが生まれるなどの効果も出ているという。「半年1回のペースで、これからも長くカフェを続けて、成長しながら地域との縁をつないでいきたい」と意欲を語った。

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