落語研究会が「新歓寄席」と題し、国文キャンパスM101教室で12日から25日の昼休みに寄席を開催している。12日午後12時20分からの最初の寄席には、新入生と在校生を合わせて述べ100人以上が訪れ、会場は満員となった。【4月13日 神戸大NEWSNET=UNN】
落語研究会の新歓寄席は毎年恒例。昼休みの時間帯を使って行われており、落語と大喜利の2部構成となっている。今年度は最終日の25日まで、毎日演目を変えて開催される予定だ。
初日の落語はみなと家さんごさん(理・3年)の「四人ぐせ」。特徴的な癖を持った4人が集まり癖を直そうとするも、どんどん話がおかしい方向へ進んでしまう噺を披露した。登場人物の癖を大きなモーションで行うたびに、観客からは笑いが起きた。
後半部の大喜利には、会長の拡益亭湾漫さん(工・3年)を先生役に8人が登場した。中でも観客からお題をもらい、そのお題で掛け合いをする遊びは観客が「うまいなあ」と声を挙げるほど好評を得た。湾漫さんも「あれは全てアドリブなんです。今日のお題も予想外だったけど、うまく盛り上げられてよかった」と満足そうだった。
湾漫さんは、初日に会場からあふれるほどの観客が訪れたことに対し「新入部員が入ることが最重要の課題だが、いい出だしが切れたと思う。少しでも面白いと思って、入部してくれれば」と期待を話した。また、法学部の新入生という女性は「みんな頭の回転が早い。面白かったです」と、大喜利での機転のよさを評価した。
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