演劇部自由劇場が、15日から18日にかけて、出光佐三記念館六甲台講堂で新歓公演「JUSTICE anco」(作・演出、飯島松之助)を行った。千秋楽の18日17時30分からの公演には新入生を中心に多くの観客が訪れ、入場整理で開演時間が5分程度遅れるほどの賑わいをみせた。【4月19日 神戸大NEWS NET=UNN】
「勇気100パーセント、ジャスティスアンコ!」脚本は、人気の絵本シリーズ「アンパンマン」をモチーフにしたもの。基本的な設定は原作と同じながら、本格的に「正義とは何か、友情とは何か」を伝える2時間の長編に仕上げた。劇中に多数のダンス、バトルシーンを取り入れるなど、ミュージカルの要素も取り入れた。
主役の「アン(アンパンマン)」を演じた小谷尚輝さん(経済・2年)は最後の公演後「ああ、これが最後のセリフなんだなあと思うと、胸が熱くなりました」と、演劇の余韻が冷めない様子だった。役柄になりきることが最も難しく、全てのシーンで苦労したという。「自由劇場は、こんな感じの熱い劇場です、入ってほしいですね」と小谷さんは新入生に向けて話した。
公演のチラシを見て訪れたという工学部の新入生の男子は「話の展開が色々で面白かった。素人っぽくなかった」と学生演劇のレベルの高さに感心していた。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。