「深く分かりやすく」 はちの巣座新歓公演

演劇研究会はちの巣座による新歓公演「散歩する侵略者」が、22日から25日にかけてシアター300で行われた。25日午後5時からの千秋楽公演には、新入生を含め約80人の観客が集まった。【4月26日 神戸大NEWSNET=UNN】

舞台はとある海岸沿いの町。3日間の行方不明から無事帰ってきた真治の様子は、以前と変わっていた。真治が戻ってからというもの、町にも同じような様子の人々があふれ、次第に混乱に包まれていく。明らかになった彼らの正体は「宇宙人」。彼らが時折口にする謎の言葉、「それをもらうよ」。物語が進むにつれて回収される伏線。増す緊張感。翻弄され苦悩する人々。100分の公演中、会場内には終始張りつめた空気が漂い、観客たちを引きこんでいた。

演出を担当した川真田翔さん(文・3年)は、今回の演目について「新入生にも分かりやすく、面白い話を選んだ」と話した。また面白いだけでなく、愛を扱うなど「深みを感じさせ、考えさせる」内容だった。演出面では、「登場人物の感情については、人によって捉え方に幅がある。共通認識を持っておく必要があり、その過程でいろんな人から意見をもらい助けられた」と、準備に費やした約2か月間を振り返った。

来場していた、自由劇場に所属する学生は「同じような立場で頑張っているので、演技的な面も気にしながら見ていた。(自由劇場とは)違うテイストの話で、楽しかった」と話していた。

また公演終了後には、毎年恒例のバックステージツアーが実施され、多くの新入生が参加していた。

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