学内の音楽サークルブルーグラスが5月12日、王子動物園ホールで定期演奏会を行った。年2回の定期演奏会の1回目にあたる今回は、部員増加のため前回までと異なる会場で行われた。【5月15日 神戸大NEWSNET=UNN】
ブルーグラスとはアメリカ南部に移住したスッコチ、アイリッシュの人々の伝承音楽をベースにビル・モンローが作り上げたカントリーミュージックの一種。演奏にはギター、ベース、バイオリンなどのおなじみの楽器に加えて、バンジョー、ドブロ、マンドリンといった珍しい楽器も使用される。
今回は大谷大学からのゲストも含め、15組のバンドが演奏を披露。虫取り少年やお嫁さんの姿で演奏するなど、多くのバンドが衣装を工夫しそれぞれの個性を出していた。明るく陽気な曲に観客は聞き入り、一曲終わるたびに会場には拍手が起こっていた。
春休みから準備を進めてきたという部長の大野真さん(国文・3年)は、会場を変更した理由について「部員の増加にともない、より多くの人数を収容できるよう、今まで使用していた『シアターポシェット』から今回の会場へと変更した」と話した。「そのため借りる費用が6万円増えたが、準備期間から細かい部分を節約して、無事開催することができた」と、嬉しい悲鳴をあげていた。
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