学内のESSドラマセクションによる英語劇「HEAVEN CAN WAIT」が17、19日に出光佐三記念六甲台講堂にて行われた。今まではシアター300で行われていたが、今回初の出光佐三記念六甲台講堂での公演となった。セリフはすべて英語であったが、日本語字幕もあり、ESS他セクションの部員や新入部員をはじめ、多くの観客が訪れた。【5月20日 神戸大NEWS NET=UNN】
物語は、フットボールの試合を目前に控えた主人公が、突然の事故にあい、天国と地獄の分かれ目「駅」に向かう場面から動き始める。復活を試みようとするも、火葬されてしまった主人公の肉体。ひょんなことから乗り移った悪徳企業の社長になって、主人公は「会社」を更生し、「試合」への再起に挑む。会社を批判する女性に「社長」の姿で惚れ込んでしまうなど、観客を飽きさせない伏線も多く盛り込んだ。
今回ディレクターを務めた原千博さん(文・3年)は「広い会場は初めてで、声が小さくて響かなかったり、照明やプロジェクター、舞台の設営など大変なことがたくさんあった」と話した。また、10年ぶりに国文キャンパスに看板を設置し「この看板を見て講演を見に来てくれた人もいたのでは」と広報の点でも効果を感じていた。
17日午後5時30分からの公演に訪れたESSの女子新入部員3人は「先輩の演技がうまくて感動した。もっと英語が話せるよう頑張りたい」と、それぞれに先輩たちから刺激を受けた様子だった。
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