六甲台学生評議会(以下、ベルカン)が主催する「第7回 神戸大学六甲台 七夕祭」が7月8日に、六甲台キャンパスで開催される。ニュースネットでは、今や神戸大の一大イベントの1つであり、初の2部制にも取り組む今年の七夕祭の見どころについて、ベルカン広報班の松田涼花さん(経営・2年)に話を聞いた。【6月22日 神戸大NEWSNET=UNN】
七夕祭には学園祭である六甲祭や厳夜祭のように専門の実行委員会はなく、学内をより面白くするためのイベントを企画、開催する学生団体ベルカンが主催となって行う祭り。7回目の今回は、1年生が多く入部したこともあり、約70人もの学生が運営に関わっている。昨年は約1600人が来場したが、今年は2000人近い集客を目標としているという。
今年からの試みで、祭りは2部構成となっている。「神戸のオシャレを感じるひととき」を全体の大テーマに掲げながら、昼の部には「神大がワクワクする場所に、変わる。」、夜の部には「七夕の夜、神大がロマンチックに、変わる。」と別々のテーマをつけ、宣伝用のポスターも昼夜で区別した。松田さんは、「昼はアートなレジャースポットとして家族連れに、夜はロマンチックなデートスポットとしてカップルの方に来ていただければ」と、狙う客層の違いについて話した。
昨年も運営に関わった松田さんは、今年は昨年よりもさらにテーマと内容との擦り合わせに時間をかけていると話す。六甲祭や厳夜祭とは異なり、露店運営をベルカンのメンバーだけで行う七夕祭だが、昼の部からビアガ―デンを出店するなど、テーマの「おしゃれ」を存分に楽しめる工夫がなされている。さらに、今年は例年の広報、ステージなどの班に加え「デザイン」という専門の班を設け、雰囲気づくりにも細心の注意が払われているそうだ。「神戸の「おしゃれさ」を感じながら、七夕祭を通して神戸大に誇りを持ってもらえるようになれば嬉しい」と松田さんは意気込みを示した。
七夕祭の昼の部は午後4時から開始。ステージ企画や子供向けイベントが行われる予定だ。夜の部は午後7時から、最終は午後9時まで。キャンドルナイト、ステンドグラスが、六甲台を七色に彩る。雨天決行。問い合わせは、bel.tanabata2012@gmail.comまで。(記者=片山孝章)
【写真】七夕祭の宣伝ポスター。2部制に合わせ、ポスターも2パターン用意された
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