近畿学生野球連盟1部春季リーグが4月1日から5月17日まで開催され、神戸大は8勝5敗で3位に終わった。【6月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
昨年の秋季リーグで2部から1部に昇格したばかりの神戸大。「2部から上がったばかりにしては善戦」と唐沢主将(経営・4年)は振り返るが、同時に「本気で神宮を目指していただけに行けなかったのが悔しい」とも話した。
4季ぶりの1部での戦いを振り返ると、まず圧倒的な投手力に目がいく。左右のエース、白木原(発達・4年)と赤木(工・3年)の2人でほぼ投げ抜いたが、驚くべきはその防御率だ。白木原は0・529、赤木は1・918。平均すると1試合あたり1・30点しか失点していないことになる。「投手力はリーグ随一」と中村監督もその投げっぷりを絶賛した。
一方課題としてあげられたのが打線。投手陣の防御率に対して8勝5敗という結果は打撃陣に対し物足りなさを感じざるを得ない。「ある程度の投手は打ち込める。だが、少しレベルが高い投手になると全く打てなくなる」と中村監督。そのためにもこの夏は打撃練習に明け暮れるようだ。
秋季リーグで神宮大会に行くためには、1部で優勝したのち、さらに関西5連盟での戦いを制さなければならない。しかし春季リーグを振り返ると、神戸大はどのチーム相手にも1勝はしているという面白いデータがある。まだ可能性は十分ある。秋季リーグでの神宮大会出場に向け、彼らは日々練習を続けている。
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