神戸大混声合唱団アポロン他2団体による「Joint Concert?明日への祈り?」が7月1日に兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで開催された。開演の少し前から、会場の外に長蛇の列ができ、会場は2階席、3階席にまで人が入る大盛況だった。【7月6日 神戸大NEWSNET=UNN】
今回のコンサートには、神戸大混声合唱団アポロン、京都大音楽研究会ハイマート合唱団、パナソニック合唱団の3団体が参加。アポロンは第1ステージに単独で登場し、「Missa Simplex」を披露。全員で90人弱にもおよぶ人数で、美しく力強い歌声を響かせ、観客を大いに魅了した。
また、第4ステージでは3団体による合唱が行われ、「Ave Maria」「富士山」など50年以上歌い続けられてきた名曲が歌われた。合計で約240人にもなる人数での合唱は大迫力で、観客はその迫力に圧倒されていた。全曲終了後も、観客の拍手は鳴り止まず、アンコール合唱も行われた。
アポロンは今年1月ごろから、このコンサートに向けて準備を始めたという。部長の安福太一さん(経営・4年)は「前期の締めくくりとして、このコンサートに臨んだ」と話す。他団体と合同で行うことで運営面において特に苦労したそうだが、他団体の運営を学ぶことができ、「今までにない運営の方法も知れたので、参考にしていきたい」と前向きに述べた。
12月に行われる定期演奏会に向けては「次回はアポロンの50周年記念演奏会になるので、今回得たものを生かして、最高の演奏会にしたい」と意気込みを語った。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。