応援団総部吹奏楽部の第35回サマーコンサートが7日、あましんアルカイックホール(兵庫県尼崎市)で開催された。2部構成で行われたコンサートには、学生をはじめ多くの人が来場。後半の第2部は仮装や寸劇を交えた演奏で、時折観客からの手拍子や拍手が巻き起こった。【7月9日 神戸大NEWSNET=UNN】
今回は1年生を迎えてからの初めてのコンサート。第1部のシンフォニックステージでは七夕にちなんだ合奏曲が、第2部のポップスステージでは「赤いスイートピー」を始めとした松田聖子さんの曲のメドレーや、「ルパン三世のテーマ」などの曲目が演奏された。
第2部のテーマは「音楽(ミュージック)パワー~僕と楽器とときどきヤンキー~」。学校のちょっと「ヤンキー」な吹奏楽部員と、彼らに反抗する意志を持った楽器たちとのやりとりをさわやかなミュージカル風に仕立てた。先生に扮して指揮を執った土肥舞子さん(農・3年)は、「ステージに出た瞬間、拍手がもらえてうれしかった」と笑顔。演奏については、「150%の力を出せたのでは。楽器経験のある新入生はもちろん、高校まで楽器の経験のなかった1年生もレベルアップしていてよかった」と元気よく語った。
引退してから毎回来ており、今回が3回目という応援団総部OBの男性は、「今年の演奏はバンバンとしたいつもの力強さの中に美しさ、まろやかさがあってよかった」と笑顔で話した。
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