六甲台学生評議会による大学生の活動に関するさまざまな分野を交えたパネルディスカッションと座談会が、7月6日、六甲台キャンパス、アカデミア館5階で開催された。予想をはるかに上回る人数が集まり、会場は満員となった。【7月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
「まだやりたいことが見つからない」主にそういった1、2年生を対象にこのパネルディスカッションと座談会は開催された。パネラーは「留学」「インターン」「ダブルスクール」「学生団体」「起業家精神育成ゼミ」の各分野に深く携わる方々。3部構成で行われ、第1部では、スライドを用いたパネラーの自己紹介と分野紹介、第2部では、パネルディスカッションが行われた。パネルディスカッションでは、パネラーがその分野に関わったきっかけや苦労などが語られ、聴衆は真剣な面持ちで聞き入っていた。
第3部では、会場を移して座談会が行われ、各々が、興味をもった分野のパネラーのもとで、詳しい話を聞いていた。2部とは異なり、参加者とパネラーの距離が近いこともあり、積極的に質問が飛び出す。多くの人が熱心に語り合っており、予定された終了時間を過ぎてもまだまだ話し足りない様子であり、残って話し合う姿も大勢見受けられた。
今回、企画をした古川道野さん(経営・2年)はこういった企画をはじめたきかっけについて「周囲に、何かを始めたいが、一歩踏み出せないと話す人が多かった。そういった人たちのために企画した」と語る。今回のコンセプトは「リアル」を知ってもらうこと。参加者にはこれからの学生生活と本気で向き合ってもらいたいと考えており「参加した学生が何かをはじめるきっかけになってほしい」と話していた。
参加した経営学部の学生は参加を決めたきっかけについて「将来に不安があって、何かしてみたいと思い、今回参加することを決めた」と話す。今回の企画で、特にダブルスクールに強く興味を抱いたようで「今まで、分からなかったことが知ることができた」と満足した様子だった。
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