理系志望の女子高校生向けオープンキャンパスが、神戸大学男女共同参画推進室主催で、8月9日と10日に瀧川記念学術交流会館で開催された。キャンセル待ちが発生するほど多数の申し込みがあり、来場した高校生は、教員や学生の大学、学部についての説明に真剣に聞き入っていた。【8月12日 神戸大NEWSNET=UNN】
理系女子学生の「学生生活の実際」を女子高校生が知る機会を提供し、女子高校生の理系進学を支援することを目的とした今回のオープンキャンパス。高校生の前で教員や学生が学部、学科の詳細を説明することに加えて、学科ごとにテーブルを分かれ、その学科を目指す高校生と現在その学科に所属する学生が直接意見交換できるようにグループトークも行われた。
少人数のグループトークでは学生も高校生も女子だけということもあり、どのテーブルでも和気あいあいと進められていた。学科の研究内容などの会話はもちろん、テーブルによってはバイト、サークルの話など実際の大学生活についての話がなされていたり、神戸大受験に対しての勉強法など在学生と受験生ならではの話がなされていた。
学生スタッフとして参加した車谷奈都実さん(工学研究科・修士課程)は「今回のオープンキャンパスがきっかけで少しでも理系に女子が増えてほしい。」と思いを語った。また同じく学生スタッフとして参加した梅澤美佐子さん(工・4回)は「実際に高校生と話してみたら、とても意識が高かった。負けてられない。」と語った。このオープンキャンパスでは学生にとっても得るものは大きかったようだ。
また来場した高校生たちは「学科や学校の雰囲気が具体的にわかった。来てよかった」、「グループトークで直接大学生の人と話せて刺激になった」と話した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。