神戸大は12日、大阪国際会議場（北区）で開催された「東京大主催 主要大学説明会」に参加した。会場には受験を控える高校生やその保護者が多数訪れ、終了時刻の午後4時を過ぎても来場者が途切れないほどの盛況ぶりを見せた。【8月14日　神戸大NEWSNET＝ＵＮＮ】

この説明会は札幌会場、東京会場をはじめ、全国7か所で開催されており、大阪会場には計22大学のブースが出展された。また、同会場内では大学ごとに時間を設けて、入試説明会が開催された。

神戸大のブースには入試課の職員に加え、工学部、経済学部、医学部保健学科の学生がスタッフとして参加し、受験生に向けて学生の生の声を届けた。

同ブースで多く見られたのが、語学の力をつけたい、見識を広げたいなどの留学思考を持った高校生の姿。「国際文化学部に入ると、留学は有利なんでしょうか」「神戸大の留学システムは他と比べて整っている方ですか」などの質問が多く寄せられた。神戸大の説明資料には「国際化を図った教育」などのフレーズと共に、海外の提携大を併記したページが大きく設けられており、注目が集まったと思われる。また、関西圏の高校生、保護者のみならず、地方から訪れた高校生も見られた。

島根県から電車を乗り継いで会場まで来たという高校2年生の女子学生は「本物の神戸大生の話を聞けてよかった。スタッフを見ていて『楽しそうだなあ』と思った」と、神戸大での学生生活に思いをはせた。