神戸大は20日、海事科学研究科教員が大学院生に不適切な指導をしたことを受け、同教員を懲戒処分に処したことを発表した。【8月21日 神戸大NEWS NET=UNN】
この大学院生は中国からの留学生。2010年10月から同研究科博士課程で学んでいた。しかし昨年12月6日に自殺し、大学本部が今年1月から調査委員会を設け、指導教授に事情を聞いていた。
その結果、同教授は留学生の日本語能力や研究意欲などに疑問を持ち、昨年11月29日、留学生の従兄に適性を欠くと非難するとともに、推薦したことに謝罪を求め、退学を促すメールを出していたことが発覚した。
調査委員会の調査の結果、不適切指導による21日から14日間の停職処分が同教授に下されたが、この指導と自殺との因果関係は認められなかったという。
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