3企業を招き学内インターン ベルカン、神戸大で初

学内に3大手企業を招いてのサマーインターン2012が、20日から25日にかけて百年記念館の六甲ホールで行われている。ベルカンのキャリア支援企画室が主催で、このような学内でのインターンは神戸大で初の試みだという。NTT西日本、富士ゼロックス株式会社、某大手金融機関という3企業の社員の協力のもと、参加者はグループワークなどを行い、5日間を通して「働くとはどういうことか」に迫る。3年生を中心に定員いっぱいの51人が参加した。【8月23日 神戸大NEWS NET=UNN】

六甲台学生評議会ベルカンのキャリア支援企画室では、法・経済・経営学部を中心とした文系学部を主な対象に業界セミナーを例年開いてきた。しかし、全学部に対象を広げようというベルカンの方針により、今年はメーカー、インフラ、金融の3業界から企業を招いて大学内でのインターンも開催した。

参加者はチームに分かれ、グループワークや業界・企業研究、ケーススタディなどを5日間行っていく。2日目の21日は、富士ゼロックス株式会社採用センターの杉浦裕樹さんが招かれた。午前中のグループワークは、「言葉を使わずジェスチャーのみで誕生日順に並ぶ」など体を動かすものもあり、笑い声も飛びながらの進行となった。しかし、業界・企業の説明に入ると、雰囲気は一転。参加者はメモを取りながら真剣な眼差しで説明を聞いた。その後はケーススタディでビジネスの現場に即した課題に取り組んだ。

3日目と4日目はまた別の企業の社員が訪れ、インフラ、金融業界の理解を深めた。5日目にはまとめのプレゼンをチームごとに行う。今回の企画の代表であるベルカンキャリア支援企画室の朝田恵太さん(法・4年)は、「ふつうの就活説明会では分かりにくい、各業界実際どのように働いているかということが分かる」と意義を述べた。

富士ゼロックスの杉浦さんはニュースネットの取材をうけ「就活の期間が短くなり、深堀りが難しくなっている。インターンなどの就業体験を通じて、職業について理解を深めるとともに、自分の強み弱みや自分に何が向いてるかを知って欲しい」と、就活生にアドバイスした。また、参加した学生は「ふだん知ることのない他者からの評価を得ることができた」と手応えを得ていた。

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