第39回漕艇全日本大学選手権大会(以下インカレ)が戸田漕艇場(埼玉県)で8月23日から26日にかけて行われた。神戸大は男子対校エイト、女子対校クォドルプルでいずれも23日に敗れ、24日の敗者復活戦へ。男子対校エイトは敗者復活戦でライバルとしてきた京都大に9秒及ばず敗れた。女子対校クォドルプルは敗者復活戦に勝ち、準決勝に進んだが、立教大に5秒届かず、決勝への切符を手にすることは出来なかった。【8月27日 神戸大NEWS NET=UNN】
男女ともに悔しい結果に終わった大会だった。男子対校エイトは「京都大を倒し、インカレベスト8入り」、女子対校クォドルプルは「インカレベスト4入り」を目標に1年間懸命に練習してきた。
男子対校エイト、神戸大は序盤から飛ばした。1000m時点まで京大と4秒差で追いかける激闘を繰り広げる。しかし後半に力負けし、最終的には6分34秒、京大に約9秒離され敗れた。「最初に見せ場を作れば京大も焦り、行けると思った。しかし京大が想像以上に粘り、離されてしまった」と加藤主将(経済・4年)は悔しそうに話した。
一方女子対校クォドルプルは、敗者復活戦でスタートから1位をキープ。そのまま他校にリードを許すことなく、見事準決勝へ。準決勝でもスタートで2位と好位置につけるも、立教大が徐々に追いつき、1000m地点でほぼ横並びに。その後少しずつ離され、惜しくも3位に終わり、決勝進出とはならなかった。
4年生は今回の大会で引退となる。今回、男子対校エイトの中で4年生は加藤主将1人。加藤主将は「4回生が少ない中ついてきてくれた後輩らには感謝している。来年は多くメンバーが残るため、本気になればベスト8入りを達成できると思う」と後輩らに大きな期待を寄せていた。
次期主将の松浦(経営・3年)は「負けると思っていなかったのでまだ実感がわかない」と落ち込んだ様子だったが、「来年は悔しい終わり方にしないように、みんなが笑って終われるようにしたい」と来年度へのリベンジを心に誓ったようだった。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。