関西学生アメフトリーグ第1節神戸大‐関西大が1日、王子スタジアム（神戸市灘区）で行われ、神戸大は9‐50で敗れた。神戸大は第2Ｑ途中まで9点をリードするも、相手のキックオフリターンＴＤから試合の主導権を奪われ、逆転を許した。【9月3日　神戸大NEWSNET＝ＵＮＮ】

神戸大は第1Ｑ、ファンブルリカバーでゴール目前の攻撃権を得るとＦＧで先制点をあげる。第2Ｑには、ＱＢ林（海事・4年）からＷＲ麻生（工・3年）へ37ヤードのロングパスが決まり、最後は林が中央から押し込んでＴＤ。「第1,2Ｑは手ごたえを感じた」と林が振り返った通り、快調な攻撃でリードを広げる。しかし、ＴＤ後のＴＦＰを失敗すると、キックプレーではリターンＴＤを献上。徐々に試合のペースを相手に奪われ、ＱＢ岸村のＴＤで逆転を許す。後半に入ると、ファンブルやインターセプトからさらに失点を重ねてしまった。

点差だけを見れば大敗とも思えるが、チームは悲観していない。林は試合出だしの攻撃を振り返り「自分たちの準備してきたこと、やろうすることを出せれば、上位校にも通用する」と自信をのぞかせた。重要視してきた開幕戦を落としたのは痛いが、リーグ戦は始まったばかり。次戦はここ数年接戦が相次ぐ京都大戦。ライバル校を打倒し今季初白星をあげたい。（記者＝石橋雄大）

●関西学生アメフトリーグ第1節（9月1日・王子スタジアム）
神戸大3 6 0 0 = 9
関　大 0 21 9 20 =50