神戸大学放送委員会（KUBC）の2010年度生による上映会「Project Of InFULLuence」が2日、出光佐三記念六甲台講堂であった。13人の3年生部員が、それぞれの得意分野を生かしたものや部員個人に焦点を当てたものなど、様々な作品を上映した。【9月3日　神戸大NEWSNET＝ＵＮＮ】

タイトル「Project Of InFULLuence」の由来は、大文字になった部分をつなげると出てくる「Poifull」。カラフルな色合いと独特な食べ応えが特徴のお菓子で、上映会もそのようなものにしたいとの思いが込められている。

上映されたのは計12作品。物語の朗読や、観客から集めたアンケートを元に即興でラジオ番組のようにトークするなど、得意分野を生かしたものが披露された。また部員に関するクイズに答えていくバラエティー風の作品や個人の趣味を取り上げたものなど、定例上映会では見られないようなネタを扱った作品も発表された。

プロデューサーを務めた釘宮梓さん（文・3年）は、「1年生の時に3年生が同じような上映会を行ったことが印象に残っていたから」と今回の上映会に至った理由を語った。短い準備期間で計画停電にも悩まされながらの作業になったというが、「黙々と頑張っている他の部員を見て『私も頑張ろう』という気持ちになった」と話した。

勉強も兼ねて来場したという関西大放送研究会の部員は、「事前に作ったものを流すだけでなく（朗読やトークなど）リアルタイムで行うものもあり、難しいことをやってるなと思った」と感想を述べた。