第23回関西学生ラクロスリーグ戦神戸大-大阪大が9月23日、大阪大豊中キャンパスグラウンドで行われた。神戸大は第3QにAT岩崎(経営・4年)のシュートで勝ち越し、その後も攻撃の手を緩めず11-3で勝利した。【9月29日 神戸大 NEWSNET=UNN】
神戸大はこの試合までに2勝1敗1分け。上位に向けてはこれ以上試合を落とせない状況で4年生が奮起した。まずは第3Qに同点シュートを放った主将のAT平田(経営・4年)。「決めたろうと思ってた」とアンダーからの狙いすました鋭いシュートでチームに勢いをつけた。「もう後がない。とにかく気合いを入れていた」と決死の覚悟が実った。その平田の同点シュートで「気持ちが楽になってプレーできた」と岩崎。「前の試合までは昨年感じた楽しさがなかった。原点回帰でこの試合に臨んだ」と去年のリーグ戦を彷彿させるかのように積極的にシュートを放っていった。結果チーム最多の5得点をあげる活躍。「ディフェンスの粘りに応えられてよかった」と笑顔を見せた。
藤坂ヘッドコーチは「落とせない試合だった。4年生が大事なところできっちり決めてくれた」とその活躍を称賛した。勝ち点も10に伸び、リーグ上位3チームが進出するファイナル3出場へ前進した。しかし、ファイナル3出場も通過点でしかない。神戸大の目標はその先にある関西制覇、そして各地区代表校との戦いを制しての学生日本一だ。平田は「チーム一丸となり、学生日本一に向かって突っ走っていく」と決意を語った。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。