【告知】「元」高校球児の夢の祭典 マスターズ甲子園11月10日から

高校球児の夢の舞台である甲子園球場(西宮市)で11月10日・11日、甲子園出場を果たせなかった元高校球児の夢の実現を目指す「マスターズ甲子園」が開催される。今夏、16都府県327校による各地方予選大会を勝ち抜き、代表OB試合への出場する16チームが出揃った。【10月4日 神戸大NEWS NET=UNN】

2004年、発達科学部人間行動学科・人間発達環境学研究科の長ヶ原誠教授が、甲子園球場で高校野球OB、OGの同窓会野球大会の開催を持ちかけた。スポーツプロモーションを専攻する発達科学部マスターズスポーツ振興支援室が中心となり、運営の資金も経験も知識もない状況ながら大会事務局を設置。素人集団の熱意とチームプレイで第1回大会を迎えた。

当局が考えるスポーツプロモーションとは「する」夢を持つ選手と「支える」夢を持つボランティア、その関係を「育てる」ところにある。そして、今後は日本の「フィールド・オブ・ドリームス」として、活力と夢に満ちた個人・地域・社会・未来への創造と発展に寄与していく方針だ。

9回目の開催となる今年は「あの夏の宿題、やり残してないか」をキャッチコピーに掲げ、16都府県327校による各地方予選大会を勝ち抜いた16チームが白球を追いかける。参加者は毎年増え、18歳から80歳までの選手が仲間と汗を流す。また、第1回大会から行われている「甲子園キャッチボール」は大変盛り上がり、旧友、親子、夫婦部門に分かれ、パートナーとのキャッチボールを通じて絆を深める。

マスターズ甲子園は「支える」スポーツとして、運営は全てボランティアで行っている。神戸大をはじめ、多くの学生や一般参加者から募り、毎年約600人から800人が大会を盛り上げる。大会事務局員の一人、谷めぐみさん(発達・博士後期課程)は「憧れの球場で選手や参加者が楽しんでいる様子を直に感じられるし、支える側も選手の姿に感動して『また来年も来ます』と笑顔で答えてくれる」とボランティアのやりがいを語った。また、長ヶ原教授の授業で興味をもった吉田健人さん(発達・3年)は昨年からボランティアに参加。「おっちゃん達が夢の舞台で全力疾走してユニフォームをドロドロにしながらプレーする姿は圧巻」と話した。

最後に谷さんは「マスターズ甲子園のボランティアは、夢を追い続ける大人たちを裏で支えるプレイヤーです。甲子園球場で、共に感動と喜びの瞬間に出会いましょう」と呼びかけた。

●マスターズ甲子園2012大会の甲子園キャッチボール【球友編】【親子編】【夫婦編】の募集を10月22日(月)まで延長しました。大会公式HPからご登録いただけます。
甲子園キャッチボールの募集内容と申込方法はこちら

●大会公式ガイドブックに掲載するマスターズ甲子園キャッチコピーを公募します。(10月8日まで)
大会要項

【volunteer@masterskoshien.com】大会事務局への問い合わせ
*ご案内が不要の場合は、お手数ですが下記事務局へお名前と「送信不要」と記したメールをお送りください。

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