発達科学部創作系ゼミによる合同展「polyhedron」(ポリヘドロン)が13日から20日にかけて、神戸元町商店街(中央区)で行われた。大学生による商店街への出展に、興味深く作品を見つめる人が数多くいた。【10月22日 神戸大NEWSNET=UNN】
今回展示が行われたのは、モトコー2・161番、183番、モトコー3・196番の3か所。それぞれに絵画や彫刻、アニメーションなどが展示された。
開催の間接的なきっかけとなったのは神戸ビエンナーレ。催し物の一つとして商店街で美術系の展示を行って以来、壁がなくなり、それ以外の期間に大学生が展示することも増えているという。今回はゼミの教授のつてで声がかかり、発達科学部創作系ゼミが出展することとなった。
立体作品「みどりしろしろ」を出展した藤野志織さん(発達・4年)は、商店街で展示することについて「このイベントを通して、少しでも高架下が活性化すれば」と答えた。また自分の作品については「作品そのものよりも、その周りの空間も含めて作品だと思う」と話した。「知らない人の素直な反応もあれば、目の肥えた人の厳しい批評もある。とても有意義」。
偶然会場の前を通りすがり、作品を見たという女性は、「商店街での展示は面白い試みだと思った。気軽に立ち寄れる」と好意的な意見だった。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。