意気揚々と入学し、大学生活を謳歌せんと決意した「春」。そして今までとは違う忙しさに充実感を覚えた「夏」が過ぎ、今、倦怠感に苛まれる季節、「秋」の真っただ中だ。あまりの忙しさや金銭的な問題で春に入ったサークルや部活を辞めようと思っている人もいると思う。特に兼部して複数の団体に加盟している人は「そろそろ1つに絞ろうかな…」と考える時期ではなかろうか。【10月29日 神戸大NEWS NET=UNN】
私はニュースネット委員会と体育会系の部活を兼部している。アルバイトをしつつも学生団体と部活をかけ持ちすると、吐きそうなぐらい忙しい時もある。それぞれのコミュニティーで兼部をしているということで配慮をしてもらっており、申し訳ないなと感じることも多々ある。正直、今でもどれか一つに専念して活動する方が他人に迷惑をかけないし良いのではないかと思う。
それでも私は兼部して活動している。そこに大層な理由はない。ただ全てのコミュニティーでの活動やそれぞれのコミュニティーの人達と関わることが楽しいからだ。一度きりの大学生活、私は強欲だから余すところなく楽しみ尽くしたい。ただ自分が楽しいからという理由で他人に迷惑をかけてもやむを得ないという、迷惑千万、超自己中心的思想で動いているのは確かだ。せめてどのコミュニティーの活動も自分のできる限りの力を出し切ることを心掛けている。
人によって忙しさの度合いは異なる。ただ私自身も去年の今頃、このまま同じように活動を続けていれば忙しすぎて死んでしまうと思っていたが、そのスケジュールを私は現在なんとかこなしている。忙しさにはある程度慣れるのだ。今参加しているサークルや部活の活動が忙しくても、楽しいと感じられるのであれば、そして今辞めたなら後悔するのではないかと少しでも感じたならば、続けてみることをお勧めする。
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