関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ最終戦、神戸大?武庫川女大が11月4日、神戸大海事科学部グラウンドで行われた。神戸大は第1Qで先制すると、武庫川女大の巧みな策略や華麗なランプレーに動揺することなく、リードを守りきり34-26で勝利し、春秋連覇を果たした。【11月19日 神戸大NEWS NET=UNN】
今季負けなしの両チーム。リーグ最終戦、どちらが勝ってもおかしくない状況のなか、主導権を握ったのは神戸大だった。第2Q5分、QB弓山(発達・4年)からG谷本(経営・2年)のパスでTD成功。つづくトライで神戸大は、通常3ヤード前から攻撃開始するところを6ヤード前から挑戦し2点獲得に成功する。「この試合のために6ヤード地点からのトライを徹底して練習してきた。(2点は)相手に迫られた時にアドバンテージとなる」と話した主将のC谷川(発達・3年)。1点差に泣いた対武庫川女大戦から1年、チャンスを大きな勝因に結び付けた。
予想通り僅差の試合が繰り広げられた。ディフェンスでは要所をおさえ、オフェンスではミスなしで点を獲得することに集中した神戸大。絶対に勝つという全員の気持ちも追い風となりつかんだ勝利となった。試合後、谷川は「正直嬉しいという気持ちしかない」と安堵の表情を浮かべた。
一方で久々にフル出場したWR山崎 (発達・4年)は「チーム内の実力の偏りが解消されていない」と課題を口にする。ポジション、個人間に生じる差をどれだけ縮められるか。神戸大は11月23日に王子スタジアムで行われる東西王座決定戦に向け調整する。
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