神戸大 団体戦で立命に力負け 全日本学生拳法選手権

第57回全日本学生拳法選手権大会団体戦が25日、大阪府立体育会館で行われ、昨年4位に入賞した強豪立命館大に1勝6敗の惨敗に終わり、三回戦で敗退した。【11月30日 神戸大NEWS NET=UNN】

今大会は、各大学段級順位問わず男子7人を選出し対試合を行い、3分間3本勝負で、勝点を争う。7人制は個人の能力が高くても団体としての選手層が厚くなければ勝ちにいくのが難しいのが見所の一つである。

一回戦をシードで進んだ神戸大は、二回戦で日本大と対戦し、5勝1敗1引き分けで順当に三回戦進出を決める。次なる相手は、同大会個人戦(10月28日)男子1位の辻竜平率いる立命。神戸大は滑り出し、初鋒・上垣内(経済・2年)が面突きで一本を決め勝利。このまま勢いに乗りたいところだが、続く一年生コンビ次鋒、三鋒の横山(海事・1年)、宗末(海事・1年)が健闘するも1本が奪えず1勝2敗と逆転される。この流れをなんとか止めたい中堅・井上(海事・4年)だが、足を狙われ相手の策略にはまり2本を奪われる。後がない神戸大は開始1分、三将・麻生(工・1年)が寝技を決められ神戸大の負けが確定。今年目標としてきたベスト8進出は先送りとなった。

「(対戦相手とのレベル的な)組み合わせは合っていたが、実力が足らなかった」とこれまで団体戦の人選を担ってきた井上(海事・4年)は振り返る。精鋭が集まった立命の人選、順番の予想は的中したが、隙を逃さず確実に一本取ってくる相手側の技術が一枚上手だった。

井上にとって学生拳法で今年最後となる今大会。「楽しかった」と締めくくった。来年から幹部が変わり次期主将に決まっている上垣内は「目標は(この大会)ベスト8。経験年、学年関係なく全員が強くなりたい、勝ちたいという共通意識を持って、もっと上のレベルを目指すチーム作りをしたい」と来年に向けて抱負を語った。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

月別アーカイブ

サークル・部活総覧

  1. 神戸大のサークル・部活のツイッター・アカウントを探せるぞっ!クリックすると、『神大PORT…
  2.  神戸大学の文化系のサークル・部活(順不同)をジャンル別にリストアップしました。情報は随…
  3. 神戸大学のスポーツ系のサークル・部活(順不同)をジャンル別にリストアップしました。情報は随…
  4. 神戸大学の医学部のサークル・部活(順不同)をジャンル別にリストアップしました。情報は随時更…
ページ上部へ戻る