「何でもアリ」で表現発表 発達科学部人間表現学科「EXP41」

発達科学部人間表現学科 の3年生による、表現発表会「 EXP 41」が11 月30日、鶴甲第二キャンパス C棟で行われた。クラシックからジャズ、合唱、創作曲まで自由に発表しジャンルの垣根を越えたパフォーマンスで観客を楽しませた。【12月4日 神戸大NEWS NET=UNN】

表現学科によるこの企画は今回で 3回目。同じ学科にいながら何をやっているか知る機会のなかった学生同士の交流としての「0回目」をきっかけに、学期の始まりごとに開催してきた。「色々な表現方法があるのだから思い切り自由に」と考え、特にテーマは設けず「何でもアリ」で準備を進めたそうだ。

出演者が思い思いに披露するなかで、最も「何でもアリ」だったのは堂下愛美さん (発達・3 年)。ピアノで 2曲演奏し、展示ブースにも出品するなど大車輪の活躍を見せた堂下さんだが、 1曲目のモーツァルト作曲「幻想曲 ハ短調」ではモーツァルトをイメージしたウィッグを被って登場。弾きはじめる前の挨拶では、多彩に転調を繰り返す「幻想曲 ハ短調」に絡めて天才モーツァルトの持つ様々な顔を紹介し、笑いを交えて演奏への「前奏曲」とした。しかし演奏になると雰囲気は一変。楽曲の転調に合わせ強弱、硬軟、緩急を自在に操った。2曲目では切ないメロディーに永谷園や明治製菓のCM曲を織り込んだ「食品CMソナタ」を演奏。衣装に商品のパッケージを張り付けるなど、まさに「何でもアリ」だった。

堂下さんをはじめとする出演者は就職活動が目前だったため準備に割く時間がとにかく取れなかったそうだ。しかし来場した男子学生は『見ていて面白かった』と話し、3年生の集大成ともいえる表現を満喫した様子だった。

※【お詫びと訂正】記事上の「食品CMソナタ」の作曲者を堂下さんであるとしていましたが誤りであり、正しい作曲者は一般の方でありました。事実と異なる内容を掲載したことにつきまして、関係者の方々へお詫び申し上げます。

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