カンボジアで中学生の教育支援を行う学生団体「CREDO」が18日より、国際文化学部B109教室で昼休みから午後2時まで、「笑顔」を題材にしたモザイクアートを展示している。関西の学生1000人とカンボジアの子どもたち1000人のあわせて2000人の笑顔を、1人のカンボジア人の女の子の笑顔となるようにまとめた、3m×4mほどの作品だ。神戸大での展示は20日までの3日間。【12月18日 神戸大NEWSNET=UNN】
CREDOは神戸大をはじめ、関西地区の12大学の学生20人からなる団体。年2回カンボジアの中学校を訪れ、学習支援活動に取り組んでいる。今回展示されているモザイクアートは子どもたちの笑顔を紹介することで、カンボジアのイメージアップを図ったもの。
モザイクアートには、カンボジア訪問の際に撮った子供たちの写真に加え、関西一円を回り「笑顔になる瞬間」を書き込んだボードとともに撮った大学生の写真も使った。11月から始めた写真撮影。撮影に協力した人数は、1か月間で1054人に上った。
この作品の展示は西宮市大学交流センター(兵庫県)に続き、神戸大で2か所目。来年は、京都や大阪を中心として、関西各地で展示していく予定だという。
モザイクアートを主導した西川明宏さん(関大・3年)は「カンボジアには地雷や貧困などのマイナスイメージがあるが、実際行ってみてとても明るい雰囲気だった。1人でも多くにその雰囲気をアピールできたら」。神戸大のメンバーである与那嶺元樹さん(工・3年)は「1000人のうち150人くらいは神大生。友達が映ってるかもしれないし、ぜひ見に来てほしい」と話した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。