関西フットサルリーグ第12節、神戸大‐LIND BAROCAOが24日、西宮市立中央体育館で行われ、5‐4で勝利し、残留に向けて大きく前進した。試合は相手に先制を許す苦しい展開だったが、後半に5得点をあげて逃げ切った。試合前は勝ち点8で10位だったが、この勝利で勝ち点3を獲得。順位を7位まであげた。【12月26日 神戸大NEWS NET=UNN】
ここまで2勝5敗2引き分けで、全12チーム中、リーグ10位と苦戦が続いていた神戸大。今回は前節から3ヶ月の期間をおいての試合だった。この3ヶ月間、「自分たちのスタイルであるハーフの守備からのカウンターをよりきっちり仕上げたようと、重点的に練習した」と主将のA西脇(発達・4年)。そのやり方で1点を奪うなどその成果が発揮されていた。
前半は2点を先制されるなど苦しい展開だった。だが、西脇は「負けてはいたけど、きっちり自分たちのチャンスも作れていたし、やるべきことをやればいけるかな、という気持ちにはなっていた」と前半終了時を振り返る。そして、後半から反撃ののろしをあげる。A千草(経営・4年)のキックを山本(農・2年)が合わせて1点を奪取。そのまま勢いに乗り一挙3得点をあげ逆転。その後一度は同点にされたが、コーナーキックからの千草のゴールで勝ち越す。終盤、相手も厳しい追い上げを見せたがG湯浅(工・4年)の好セーブもあり堅い守備で得点を許さない。最終的には1点差で逃げ切り、勝ち点3を手にした。
決勝点を含むこの日3得点をあげ、ハットトリックを達成した千草は「勝つしかないという気持ちで臨んだ」と試合前の心境を話す。前半勝ち越されていたが「慌てないようにと話をしていた。1点取れたら勢いに乗れると思っていた」と語る。また、残留争いに関して、西脇は「もちろん今後の試合によっては変わってくるが、この勝ちでだいぶ楽になったのは間違いない。次の試合も頑張りたい」と述べた。
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