神戸大学フットボールデー?、神戸大-大阪産業大が8日、王子スタジアムで行われた。神戸大は相手に先制を許すも後半に盛り返し、14-14で引き分けた。【6月10日 神戸大NEWS NET=UNN】
ここまで4連敗と元気のない神戸大。この日も前半は2部リーグ所属の大産大のランプレーに苦戦。第1Q11分、大産大攻撃陣に自陣ゴール前に詰め寄られると相手のランプレーでTDを奪われ先制されてしまう。
第2Qに入っても神戸大はなかなか攻撃の形を作らせてもらえず、11分に反則も重なりTDを奪われるなど終始相手に試合のペースを握られ、0-14で前半を折り返す。
なかなか反撃の糸口を見出せない神戸大だったが、後半開始直後に相手のパスをLB佐々井(経済・4年)がインターセプト。「あのプレーでサイドラインの雰囲気が良くなった」と主将のDL嶋?(海事・4年)が話すように、このインターセプトから神戸大が徐々に攻守の主導権を握るようになっていく。
第3Q2分、佐々井のインターセプト直後のシリーズで敵陣深くまで攻め入ると、最後は途中出場のQB櫻井(経営・2年)からWR麻生(工・4年)へTDパスが通り7-14。続く第4Q2分にも麻生がTDを決め同点に追いつく。守備陣では嶋?がチームを鼓舞するロスタックルを見せるなど、後半は大産大攻撃陣を封じたものの勝ち越し点を奪うことはできず、14-14での引き分けに終わった。
「まだまだ弱い、強くならないと。このままでは1部で通用するレベルではない」と試合後萬谷ヘッドコーチは不安げな表情を浮かべた。次戦は春のシーズン最終戦となる近畿大との試合。1部のチーム同士の試合だけにぜひとも勝ち星を挙げ、不安を払拭したいところだ。(記者=尾崎諒)
●神戸大フットボールデー?(6月8日・王子スタジアム)
神戸大 0 0 7 7=14
大阪産業大 7 7 0 0=14
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