●サッカー部
サッカー部が大きな飛躍を見せた。関西学生サッカー選手権大会3回戦では1部リーグ所属の大阪産業大に競り勝ち、2部からは数少ないベスト16入りを果たす。4回戦でも同じく1部の立命館大と戦い、一時同点に追いつく意地を見せた。
強豪チーム出身選手が名を連ねる立命との4回戦、選手たちはひるまずに挑んだ。丁寧にパスをつなぎ、30分にはFW堀田(発達・2年)が一矢報いる同点弾。足が止まった後半に隙を突かれ1-4で敗れたが、格上相手の善戦に選手たちは胸を張った。
リーグ戦でも首位の同志社大に競り勝つなど、好調が続く。「チャレンジ精神を持って成長できている結果」と分析するのは福添監督。今季は逆転で勝ち星を手にする展開が多いが「先制できればもっと良くなる。まだまだ強くなるから楽しみにしてほしい」と自信を見せた。(記者=前葉慶和)
●準硬式野球部
関西六大学準硬式野球春季リーグが3月21日から4月18日まで開催され、準硬式野球部は5勝5敗の4位でシーズンを終え、5年ぶりの関西トーナメント進出を果たした。
関西トーナメントでも二次リーグに進出し、惜しくも初戦で京都産業大に敗れたものの全国まであと1勝のところまで登りつめる快進撃。好調の理由について「投手陣が良く投げてくれた」と主将の溝口(工・4年)は話す。先発の守田(経済・2年)、濱田(工・4年)、そして守護神内藤(経済・4年)を中心とした投手陣がチームの目指す1点差で勝つ野球を体現。また、学年の垣根を越えた「縦のつながりの強さ」についても、昨年までのチームと違う点であると強調していた。
試合中でも先輩後輩の壁はなく和気あいあいとしており、チームの一体感は強豪校に勝るとも劣らない。4年生が引退しメンバーは大きく変わるが、「僕たちができなかった全国へ行くという夢を実現して欲しい」と溝口は後輩たちに期待を寄せている。秋シーズンでの彼らの戦いぶりに注目したいところだ。
【写真下】関西六大学準硬式野球春季リーグ最終節で勝利を決め喜ぶナイン(4月18日・わかさスタジアムで 撮影=高橋和弘)
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