今年から硬式野球部主将を務める山崎(工・4年)。投手ながらも打線の中軸を担う「二刀流」でチームを引っ張る。大阪市立大との第4節第1戦では、初の投手で打線に入る、6番投手として先発。10回を投げ見事1安打完封に抑えた。またリーグ王者、奈良産業大から白星をもぎ取った第1戦で先制の適時三塁打を放つなど、ここぞという場面で頼りになる打者でもある。神戸大の選手として唯一リーグ表彰され、敢闘賞に輝いた。【6月24日 神戸大NEWSNET=UNN】
◆打撃
まずは春季リーグの打撃成績を見ると、31打数14安打で打率は0.452をマーク。より高打率の選手がいたため首位打者にはならなかったものの、打率4割超えは首位打者を獲得してもおかしくないほどの好成績だ。
また、得点圏打率は脅威の0.750。勝負強さと同時に、守備の隙を突いて打ち分けるなど器用さも併せ持つ。
◆投球
山崎が今季からマウンドに立つようになったのは投手不足というチーム事情がある。そんな山崎の投球は丁寧にコースを突くスタイル。第4節第1戦の10回1安打完封を始め、春季リーグ初登板だった大阪工業大との第2節第1戦では9回1失点、和歌山大との第1節第2戦では9回完封と好投を重ねた。防御率は1.53で、ほとんどの試合を2失点以内にまとめる安定感が魅力だ。
来季、さらにパワーアップした二刀流の活躍が期待される。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。