神戸大学フットボールデー?、神戸大-近畿大が22日、王子スタジアムで行われ神戸大は18-23で敗れた。前半は攻守に精彩を欠きリードを許し、後半追い上げを見せるものの第4Q10分に痛恨のファンブルロスト。逆転まであと一歩のところまで迫ったが、同じく一部に所属する相手に及ばなかった。【6月26日 神戸大NEWSNET=UNN】
詰めの甘さが出た第4Qだった。神戸大は6分にK畑中(発達・4年)がFGを決め、TD一本で逆転可能な5点差まで詰め寄る。その後の相手シリーズでもディフェンス陣がロスを奪うなど奮闘し、深い地点からのパントに持ち込む。直後の神戸大シリーズではロングパスも成功、逆転の機運も高まるなかの10分だった。QB櫻井(経営・2年)が自らボールを持ってランを試みたがここで相手のタックルをくらいファンブル、 こぼれたボールを相手選手がおさえ攻守交代。逆転の目は潰えた。
「前半はミスばっかり。攻守に課題はたくさんある」と試合を振り返った萬谷ヘッドコーチ。オフェンスでは第1Qにインターセプトを献上し、直後の相手シリーズでの失点につなげてしまった。二度のTFPのキック失敗もいただけない。ディフェンスでは3rdダウンで相手オフェンスを止められず、ダウン更新を許す場面が目立った。主将のDL嶋?(海事・4年)も「5点差は実力不足」と結果を受け止めていた。
春は1勝6敗1分けと奮わなかったアメフト部。秋のリーグ戦へ向け不安を残す結果となり、リーグ戦開幕までにチームの立て直しが求められている。嶋?は「リーグ戦までの二カ月を皆が後悔なく過ごせるようにしたい」と立て直しを誓う。萬谷ヘッドコーチも「リーグ戦開幕の京大戦を取れるようにやっていく」と開幕白星への決意を見せた。(記者=石橋雄大)
●神戸大フットボールデー?(6月22日・王子スタジアム)
神戸大 0 3 12 3 =18
近 大 10 6 0 7 =23
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