この企画は、北陸学院大「よりそいの花プロジェクト」を主導する田中純一准教授が、金沢大「ボランティアさぽーとステーション」と、神戸大ボラバスに持ちかけたもの。同じ地域で活動する3団体だが、派遣時期はバラバラで規模も異なる。交流会を通して、各団体が抱える問題や円滑な運営手法の共有、現地のニーズに応える活動のビジョン作りを図ることが狙いとなった。
交流会では前半にそれぞれの団体が活動報告を行い、後半はワークショップ形式で今後の派遣での協働の可能性を話し合った。活動報告後の質疑応答では、学生主体での運営に成功しているボラバスの手法への質問が殺到。そのほか現地滞在時の生活や費用の工夫についても質問が飛び交った。ワークショップではグループに分かれ、現地活動の1つである被災者から聞き取った「つぶやき」の共有や、現地での合同イベント開催の可能性などを議論。こぼれ話などを交えつつ、和気あいあいとした雰囲気で意見交換がなされた。
ボラバス代表の梅本匠さん(国文・3年)は「顔の見える場で他大との連携の可能性を探ることができた。議論で終わらせずに活動に昇華させていく」と満足げに語った。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。