「他の人の意見も否定せずに進めてください」「まとまらなくても自分の中に落とし込んでもらえれば大丈夫です」という説明から始まったイベント。サブテーマとして「これまでに影響を受けた人」「自分が周りに与える影響」の2つが設定され、12人の参加者は説明に従いながら、ありのままの経験を語り合った。
「これまでに影響を受けた人」では両親や友人はもちろん、仮面ライダーなどヒーローの名も飛び出した。そこからそれぞれの育ってきた環境、バックボーンにも派生し、お互いの人となりを理解するのに一役買った。「自分が周りに与える影響」では「発信しようと思っていなくても、他人に影響を与えることもある」と、情報発信について意識し直す良い機会となったようだ。
今回のイベントを企画した泉谷健太さん(海事・3年)は学外の団体にも所属し、そこで対話の重要性を改めて認識したという。テーマ設定も「リーダーシップといった堅いものでなく、誰でも喋りやすい内容にした」。そして「参加者が自分なりの答えみたいなものに落とし込めたのなら、とてもいい機会になったと思う」と期待を口にした。
参加した2年生の男子は「SNSを利用していて、自分と周りを比べて考えてしまうことが多かった」と話し「意見を共有して考えることが身近で大事なこと」と満足した様子だった。
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